導入の壁を乗り越える

この度は、GIGAスクール構想の支援上の問題の内、先生方がICTの知識を得た後に、導入時に起こりうる問題について、先生方へどのような支援を行っていくのかについて書かせて頂きたいと思います。

ICT機器、ハード面はそろいつつあります。では、ハードウェアがそろえばICT活用が進むかというと、そうではありませんでしたね。

人的支援を実施していくことが重要である、ということがこの20年の知見として得られています。

例えば、ICTの導入に当たって、どのようにICT機器を授業に取り入れたら先生のやりたい授業が出来るのかが想像しづらい、という先生方がいらっしゃるかと思います。この問題に対して、ハイパーブレインでは以下の方法で、支援する体制を作りたいと考えています。

 また、体制を作るための、時間の余裕が先生方にできるようなサポートを心がけています。いくら立派な体制を考えても、それを運用するだけの時間がなければ実現できません。

ですので、まず、先生がどの様な授業を行いたいかを抽象的にでもICT支援員に伝えていただき、ICT支援員がそれを実現するためのサポートをご提案します。

その際に実際に先生の目の前で機器の操作を行い、ICT機器をどのように使用すれば良いのかをご説明します。その後、実際に先生にも操作を行っていただくことで、機器を操作する上でどこが難しいかを明確にし、その部分を重点的にご説明します。これは、約10分程度でお伝えすることも可能です。

先生のご要望が実現できたら、どのようにそれを実現したかを事例としてストックしておき、校内で再利用できるよう許可を頂いて情報発信を行います。

そうすることで、ICT機器を使ってどんなことができるかの参考にしていただけるかと思います。

ICT支援員が情報発信をすることで、こんなことができるのなら、今度はこんなことができないだろうか、というアイデアを出していただけるようになるのではないかと思います。また「4校に一人」配置されるICT支援員が各学校様で挙がったご要望を共有して取りまとめ、地区全体で共有することで、より広く、細かなサポートが可能になるかと思います。

先生方からご要望を頂き、ICT支援員が解決する。解決したら解決方法を全体に共有し、情報発信を行う。このサイクルを繰り返すことで、より効率的に、広い範囲での導入サポートが可能になるかと思います。

先生方の中には、ICT機器に頼らずとも立派に授業ができる先生がたくさんいらっしゃるかと思います。そのような先生方にこそ、ICT機器を活用した授業を行ってもらうことはとても大切な事です。なぜなら、それまで先生が培われてきた高度な質の授業を、より多くの方法で表現出来るようになると考えられるためです。ICT機器は、先生の手足を伸ばし、頭を広げます。

また、そういった活用例を他の先生が知ることで、他の先生方の授業の質も高められていくことが期待できます。 この様にして、先生方のどんな些細なご提案も具体化して実現することで、ICT機器の活用の糸口になれるよう、ご支援を行って行きたいと考えています。

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